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ビブリア古書堂の事件手帖 第10話 あらすじ [ビブリア古書堂の事件手帖]

 

ビブリア古書堂の事件手帖 第10話「江戸川乱歩・少年探偵団」 あらすじ 2012年3月18日(月曜) 月9ドラマ

Wikipedia ビブリア古書堂  フジテレビ公式「ビブリア古書堂」

 篠川栞子(剛力彩芽)五浦大輔(AKIRA)と一緒に、来城慶子(高樹澪)の家を訪れる。来城慶子の妹、邦代(松田美由紀)がそれを迎えた。姉・慶子は「古書に関する特別な相談」があるという。その家の書庫には、膨大な江戸川乱歩コレクションが存在した。

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コレクションに驚く栞子

 家のコレクションは、姉・慶子の夫のコレクションであり、夫は昨年のクリスマスに事故で亡くなったのだという。姉・慶子は喉の病気で声帯を切除しており、自由に話すことができない。妹・邦代が慶子の意図を代弁する。それによれば、慶子は江戸川乱歩コレクションの全てをビブリア古書堂に売るつもりだという。しかしそれには条件があり、家にある、旧日本軍用の古く巨大な金庫の暗号を解いて鍵を開けることだった。金庫の中には、亡き夫が残した乱歩に関する貴重なコレクションが入っていると、栞子は聞かされた。

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来城慶子(左)と邦代(右)

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古い金庫

 栞子と大輔はビブリア古書堂に戻り、志田と文也に金庫の事を話した。金庫を開けるためには、鍵と4ケタのダイヤルと、カナ文字の暗号を解く必要があるのだ。それから栞子は、大輔と一緒にヒトリ書房(店主は井上)を訪ねる。来城家の蔵書にはヒトリ書房で購入したらしき本があり、店主に聞きこめば何か手掛かりが得られるかもしれないと考えたためだ。栞子と大輔は、店主の井上に、来城慶子の事を尋ねるが、井上は知らないと答える。しかし店員の鹿山は少し表情を変えた。

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ヒトリ書房店員の鹿山直美

栞子と大輔はビブリア古書堂に戻り、志田と藤波を交えて事の経緯について話す。志田の話によれば、一人書房の店員・鹿山直美は過去にもヒトリ書房で働いていたことがあり、また藤波の話によれば鹿山直美の父・明は大学の学長経験があり、クリスマスに事故死したそうだ。さらに明は、死に際に「1915」というメッセージを残したのだという。何かをひらめいた栞子は、ビブリア古書堂の顧客名簿を探し、鹿山明の名前を見つけた。さらにその住所は、来城慶子様方と記載されていた。

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藤波と志田と話す二人

 後日、栞子と大輔は来城邸を訪ねる。栞子は、来城邸の乱歩コレクションが鹿山明のものであること・鹿山明と来城慶子の関係を、慶子と邦代に指摘した。また「1915」は、乱歩が作家としてデビューした年でもあるため、それが金庫のダイヤル番号ではないかと指摘した。その推理に驚いた来城邦代と慶子は、二人に対して、慶子は鹿山明の愛人であり、38年間ものあいだ、ずっとこの家で暮らしていたという。また昨年の夏に鹿山明は慶子に対して「俺が死んだら金庫を開けろ」と話していたと、邦代は話した。さらに、昨年に鹿山が亡くなりその翌日に、慶子のもとへ鹿山明からの手紙が届いていた。そこには「暗号文を残そうと思う」と書かれていたが、しかし明が急死したため、肝心の暗号文そのものは慶子へ伝えられなかった。また邦代は、来城邸のコレクションは鹿山明とその父が集めていたものだったと、話した。

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来城邸を再度訪問する二人

あらためて来城邸のコレクションを見た栞子は、ケースの中の乱歩コレクションに「少年探偵手帳」が無いことを指摘する。慶子は、昨年の秋に鹿山明が持っていたのを見たと、邦代の口から伝えた。また「少年探偵団」シリーズのことも栞子は聞くが、慶子によればそれは昔から見た事が無いという。

その後、鹿山明の息子の義彦から来城慶子・邦代に連絡があり、1週間以内に邸宅から出ていく事との通達があったと、栞子は聞かされる。また同時に鹿山明のコレクションについても義彦側へ渡すよう要求があった。栞子と大輔が鹿山義彦宅を訪れると、義彦と一緒に妹の直美(ヒトリ書房の店員)が対応した。「来城邸を引き渡せ」という義彦の要求は変わらない。そこで栞子は、故・明の自宅の蔵書を確認させて欲しいと頼む。直美が、故・明の蔵書が置かれた部屋へ二人を案内し、栞子はそこに「少年探偵団」シリーズが無いことを確認する。また直美は「井上君(ヒトリ書房の店主)とは家が近所で、子供の頃からつきあいがあった」と二人に話した。栞子は、直美とヒトリ書房の井上の関係を訪ねるが直美は、子供の頃から仲が良かっただけで、夫と死別した今も井上と特別な事は無いと寂しそうに話した。

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鹿山義彦と妹・直美

鹿山邸玄関前で、栞子が直美に対して「義彦が考えを変えたのはなぜか」と聞くと、直美は「来城邸に乱歩コレクションがあることを知ったからだろう」と答えた。そして大輔と篠川が振り返ると、、、そこには、栞子の母である篠川智恵子がいた。

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振り向く栞子

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栞子を見つめる母・智恵子

喫茶店にて、智恵子は二人に対して、乱歩コレクションのことを鹿山義彦に話したことを認めた。また金庫の中に貴重な品があるはずで、それを手に入れようとしていることも、栞子と大輔に話した。

ビブリア古書堂に戻った栞子に対して大輔は、 10年ぶりにあった母に何も聞かず良かったのかと言うが、栞子は「何も聞く事は無い」と冷たく言った。

 後日、栞子と大輔は再び鹿山邸の義彦を訪ねる。 (約束の時間よりも早く) またその少し前に、栞子と大輔はヒトリ書房の井上を再度訪れ「故・鹿山明の書斎で少年探偵団シリーズを探す」と、わざと井上に対して話していた。二人がヒトリ書房を出たあとで、井上は店員の鹿山直美に「あの二人が鹿山邸に再び行く。さらに実は、自分は昔に鹿山明に対して、(鹿山)直美との結婚を許して欲しいという手紙を出した事がある」と打ち明けた。それを聞いた直美は、急ぎ自身の鹿山邸へと向かう。

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店主・井上は直美に対して、栞子と大輔の件を話す

先に鹿山邸に到着していた栞子と大輔は、故・明の書斎のクローゼットの中に隠れる。そこへ直美が遅れて到着し、ソファに手をかけると、ソファが開いた。そして直美は隠されていた本を手に取った。驚いた大輔が思わず声を出してしまい、二人はクローゼットから出るが、そこへ井上一郎(ヒトリ書房店主)が到着する。直美は、井上の「手紙を出した」という話が、直美を誘導するためのウソだったと考え、井上をなじる。ソファの中には、「少年探偵団」シリーズの本が隠されていた。直美は、幼少期に父がソファの中へ本を隠すの見たことがあり、こっそりとこの本を読んでいたのだという。栞子は「鹿山明は実は、本を隠しているところをわざと直美に見せたのではないか。」と言った。そしてさらに、「少年探偵手帳」も同じ場所に隠されていた。その手帳を開くと、鹿山明の文字で「直美へ」と書かれていた。つまりそれは、父・鹿山明から娘・直美へのメッセージだった。

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クローゼットに隠れる栞子と大輔

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ソファの中の本

ビブリア10話 29 ソファの下の少年探偵団.jpg

少年探偵団シリーズ

 井上は、直美が嫁ぎ先を飛び出してヒトリ書房で働き始めた時期に鹿山明へ手紙を書いたが、しかし受け取れないと突き返されてしまったのだと打ち明けた。 さらに井上は、20数年前にヒトリ書房が経営危機だったとき、鹿山明がコレクションを譲り、しばらくの間仕事でのつきあいがあったという。井上はその時から、明の愛人である来城のことも知っていたが、直美には話せないでいたと明かした。そして15年ほど前に、篠川智恵子がヒトリ書房の井上を訪れた。鹿山明の愛人やコレクションの事を知っていた智恵子は、井上に対して、鹿山明の愛人の話を直美には言わないから、明と商売がしたいと井上にたいして仲介を要求したのだ。最近になって井上は、直美から「篠川智恵子が現れた」と聞いており、智恵子が故・鹿山明のコレクションを狙っていることを知って、それを阻止するために今回は栞子に協力したのだという。

直美は、鍵がソファの中にあると栞子に話し、小箱を手渡す。栞子が箱を開けるが、中身は空だった。直美は驚くが、栞子は「母です」と言い放つ。そして鹿山邸の外には智恵子がいた。

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金庫の鍵は無くなっていた

ビブリア10話 32 立ち去る智恵子.jpg

鹿山邸を立ち去る智恵子

 


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